低体温アップのポイント:カテゴリー

漢方薬

低体温改善法低体温アップのポイント

漢方薬は、中国の漢方の基礎体系論をもとに発展っしたもので、もともと、「寒さで傷められた病気」のために処方された薬です。
そのため、多くの漢方薬が、体を温める作用を持っています。

なかでも下で紹介する5種類は、女性の心身の調子を整え、体温をアップする働きにすぐれるもの。
市販の漢方薬には、エキス剤や錠剤、液体などのタイプがあり、エキス剤は、湯に溶かしてのむようにすると、吸収がよくなります。

なを、漢方薬は症状だけでなく、体質に合わせて選ぶものなので、飲む前に医師や薬剤師に相談してみるといいでしょう。
自分に合ったものを飲み続ければ1~2か月で効果を感じられるはずです。

体温アップして辛い、冷え性、低体温を正常な状態に戻しましょう。

▼お勧めの漢方薬
葛根湯  汗をかきにくく、肩や首のこりがあって、風邪をひきやすい人に。

当帰芍薬酸  色白で冷え症、貧血で疲れやすくて、水太り体形の人に。

補中益気湯  体力、気力ともに衰え、貧血、食欲不振がある人に。

六君子湯  胃腸がもたれやすく、下痢しやすい、手足が冷えやすい人に。

苓姜朮甘湯  足腰が冷え、血色が悪く、尿の回数や量が多い人に。 

運動

低体温改善法低体温アップのポイント

人間の体温の最低で40%、多くて80%が、筋肉を動かすことでつくられるため、適度な運動によって筋肉を使うと、体熱が発生し、体温アップにつながります。
とくに、全身の筋肉の70~80%が下半身にあるので、下半身を効率よく動かす運動がより効果的。
その意味でも、手軽にできるウォーキングがおすすめです。
1日20~30分程度のウォーキングを、朝夕2回行うと、日常生活での歩きを含めて、1日1万歩ほど歩くことが可能です。

下半身の筋肉を重点的に使う「スクワット」も有効です。
足先を前に向け、足を肩幅よりやや広げて立ちます。
手を頭の後ろで組み、そのままゆっくりと真下に腰を落とします。
おしり、太もも、ふくらはぎなど、下半身の筋肉への刺激を意識したら、ゆっくりと戻します。
10回を1セットとして、1日2、3セットを目安に行いましょう。

毎日続けたらきっと、低体温、冷え性ともおさらばですよ。

お風呂

低体温改善法低体温アップのポイント

低体温の予防法ゆったりと一日の疲れを癒すバスタイムは、気持ちよく体を温めて、体温アップにも役立ちます。
40℃くらいのお湯に、ゆっくり15~20分つかることで、心身ともにリラックスし、自律神経の調子も整います。
体温アップにもっともおすすめなのは、下半身をじっくり温める半身浴。心臓から遠い下半身を重点的に
温めることで、血流がよくなり、全身が温まります。お湯の量は、みぞおちくらいまでつかる程度。


これだと心臓への負担が少ないので、長くつかっていても安心です。
できれば音楽を聴いたり本を読んだりしながら、30~40分以上温まると効果的です。
肩が冷える場合は、タオルなどをかけて保温するようにしましょう。

さらにすりおろしたショウガひとにぎりを、だし用のパックに入れ、お湯にいれて入浴すれば、体がしんまでポカポカになります。(冷え症にはなによりですね)


そのほか、みかんの皮を乾かして入れたり、レモンの輪切り、ゆず、しょうぶ、よもぎ、菊など、季節ごとの伝統の入浴剤を利用してもいいですね。
自然塩ひとにぎりを加えたお湯も冷え症回復に役立ちます。

低体温の予防法:食事

低体温改善法低体温アップのポイント

低体温の予防法東洋医学では、南方産の食べ物は、暑い土地にくらす人々の体を冷やしてくれる働きを持つと考えます。コーヒーや香辛料、バナナなどは南方産で体を冷やすものの代表です。

また水分を多く含む冷たい牛乳や豆腐なども水分代謝を低下させて体を冷やします。
低体温の人は、冷やす食べ物は控えめにしましょう。

一方、北方産の食べ物や、冷えた土の中でとれる根菜類、塩分を適度に含む漬物などは、体を温める性質をもっています。根菜類の煮物をたっぷり作り置きしておくと便利です。体を冷やす食べ物でも、熱や塩分を加えることで体を温める性質を持つようになるので、野菜はなるべく煮たり、焼いたり、漬物で
とり、生で食べるサラダには、海藻や大根、たまねぎなど、体を温めるものを加えましょう。

甘味は、体を冷やす上白糖は控え、黒砂糖や蜂蜜でとりましょう。

低体温、冷え性の方にとくにおすすめの食材は、ショウガです。
血行をよくして体を温めるジンゲロール、ショウガオールなどを成分が含まれ、新陳代謝を高めて体温をアップします。また暑い夏の食欲のないときにショウガを使うと食欲増進にもなります。

魚の煮付けや刺身に添えるほか、味噌汁にいれたり、刻んで漬物やごはんに混ぜるなど、活用法はいっぱい。
ショウガの絞り汁と蜂蜜を紅茶に加えてものもおすすめです。
これで低体温、冷え性を克服しましょう。

▼意識して取りたい体を温めるもの
●ごぼう、れんこん、にんじんなどの根菜類
●黒砂糖、黒豆、小豆、海藻など色の濃い食品
●にんにく、ショウガ、ねぎ、たまねぎ、にらなどの香味野菜
●塩、みそ、しょうゆなど
●肉類、魚介類、卵、チーズなどのたんぱく質や発酵食品
●梅干し、たくあん、明太子などの漬けものや塩蔵品
●日本酒、赤ワイン、お湯割り焼酎、梅酒などの酒類

▼とりすぎに気をつけたい体を冷やすもの
●バナナ、パイナップル、マンゴー、メロンなど、南方産のくだもの
●きゅうり、レタス、うり、トマトなどの夏野菜や葉菜類
●精白小麦の白パン、白砂糖、ケーキ、菓子類など、精白した小麦や砂糖を使用したもの
●コーラなどの清涼飲料水、ビール、ウィスキー、コーヒー、緑茶などの水分
●冷たい牛乳、豆乳、豆腐など、水分が多くて白い食品